Hagstrom VikingⅡを治す
転売しようとしたら意外と手間がかかった
先日セカストでいい感じのセミアコが19800で売ってたから買ってきたんすよ
全体像
レトロなボディーにモダンなヘッドでシースルーブラック
何となく水ナスっぽい
メーカーは
HagstromというメーカーのVaikingⅡというモデル
調べてみますと元々はスウェーデン発祥のブランドらしいですね。
近年ブランド名が復活してアジア圏で作られてるギターらしい。
そのせいか見た目は良いけど作りは結構適当www
セミホロウボディーなのにボルトオンジョイントです。
しかしながらジョイント部はネック側はツバ出し構造でフロントPU下まで来ています。
ある意味SGなんかよりよっぽどしっかりしたジョイントと言えなくもない。
一応ジャンク扱いでしたので配線を引っ張り出してチェックします
トグルスイッチはレバー部が折れて使い物にならなかったので要交換
でも配線はしっかりしていました。
アウトプットは完全に断線してました。
この位なら暇を見つけてチャチャっとハンダ付けして終了。
トグルスイッチも新品に交換して問題なし
と思いきや
1弦の9フレット以降がまともに音が出ない
どうも14フレットが高すぎるらしい
仕方がないのですり合わせである
仕事の合間に
マスキングして鉄板にヤスリ貼り付けて
フレット上をし~こしこ
結構ガッツリ削れております
高さが整ったら山出し
最近知った方法なんだけどガムテに600番載せて擦るだけで角が丸まって山出しが簡単にできるらしい。
一通り終わって弦を張ってみるがまだ弾きにくい。
弦高をギリギリまで下げてもなんか変な感じ
よくよく観察してみるとナットの溝が若干浅い
ような気がする・・・・
ここで脳内シミュレーション
もしかしてこういうことが起こってるんではなかろうか?
ナットの溝が浅い場合12フレット上でいくら下げてもローポジションの弾き心地は改善されず
適切な深さの場合は指板全体でバランスがいいと
ならば溝切ましょう
コンマ数ミリの違いではありますが確実に深くなってます
弾いた感じも全然違いますねこりゃ
最終的な弦高は
超ローアクションなセッティングになりました。