帰ってきた!今日も増殖中・・・【ジャンクなギターの改造・修理】

ジャンクなギターを改造して試奏するYOUTUBERのブログです

ジャンク再生

Hagstrom VikingⅡを治す

転売しようとしたら意外と手間がかかった

先日セカストでいい感じのセミアコが19800で売ってたから買ってきたんすよ

全体像

レトロなボディーにモダンなヘッドでシースルーブラック

何となく水ナスっぽい

メーカーは

HagstromというメーカーのVaikingⅡというモデル

調べてみますと元々はスウェーデン発祥のブランドらしいですね。

近年ブランド名が復活してアジア圏で作られてるギターらしい。

そのせいか見た目は良いけど作りは結構適当www

セミホロウボディーなのにボルトオンジョイントです。

しかしながらジョイント部はネック側はツバ出し構造でフロントPU下まで来ています。

ある意味SGなんかよりよっぽどしっかりしたジョイントと言えなくもない。

一応ジャンク扱いでしたので配線を引っ張り出してチェックします

トグルスイッチはレバー部が折れて使い物にならなかったので要交換

でも配線はしっかりしていました。

アウトプットは完全に断線してました。

この位なら暇を見つけてチャチャっとハンダ付けして終了。

トグルスイッチも新品に交換して問題なし

と思いきや

1弦の9フレット以降がまともに音が出ない

どうも14フレットが高すぎるらしい

仕方がないのですり合わせである

仕事の合間に

マスキングして鉄板にヤスリ貼り付けて

フレット上をし~こしこ

結構ガッツリ削れております

高さが整ったら山出し

最近知った方法なんだけどガムテに600番載せて擦るだけで角が丸まって山出しが簡単にできるらしい。

一通り終わって弦を張ってみるがまだ弾きにくい。

弦高をギリギリまで下げてもなんか変な感じ

よくよく観察してみるとナットの溝が若干浅い

ような気がする・・・・

ここで脳内シミュレーション

もしかしてこういうことが起こってるんではなかろうか?

ナットの溝が浅い場合12フレット上でいくら下げてもローポジションの弾き心地は改善されず

適切な深さの場合は指板全体でバランスがいいと

ならば溝切ましょう

切った

コンマ数ミリの違いではありますが確実に深くなってます

弾いた感じも全然違いますねこりゃ

最終的な弦高は

6弦側12フレット上で1.75㎜
1弦側12フレット上で1.25㎜

超ローアクションなセッティングになりました。

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