Woodland WJ-45 修理からの調整編
そう簡単には終わら
ブリッジ剥がしたら次は接着

その前に付着したボンドをキレイに剥がさないといかんのです。
ブリッジの方はベルトサンダーでサクッと
本体の方は

地道に手作業です。
さてブリッジ接着面の際に塗装が乗っちゃってますからこれも剥がしましょう

マスキングする際にカッターで切れ込みが入っているのでするすると剥がれてくれます
さあ後は接着だ

その辺に転がってるもので適当に治具を作りまして
固定

このまま24時間放置します
ちゃんとくっつけば弦張って完了となるはず(フラグ)
開けて本日

バッチリくっついた
ちょっとずれてるように見えるけどこれは残ったタイトボンドを剥がそうとしたら持っていかれちゃった部分なので問題なし
さて試しに6弦を張ってみるってぇと

12フレット上で3㎜・・・
一般的なアコギのセッティングとしてはギリギリ許容範囲になりますが
個人的には弾けるかこんなもん!と投げ出したくなる弦高です
見た感じブリッジ溝から出てるサドルの残量はさほど多くなく
しかも無駄にRが付いてます
削っていきましょう

ブリッジの上面を3㎜位削りサドルも無駄なRを削って弦高を下げます
その結果

2.25㎜位まで下がりました
本当は2㎜まで持っていきたいところですが先ずはこの位で様子を観ましょう
これで終わりかと思いきや
ローポジがいまいち押さえにくい
ならば

ナットの溝を切り直します。
コンマ数㎜の違いが成否を分ける作業で神経を使います。
1フレットに指を添えるだけで音程が変わる理想的な状態に持ち込んで終了

弦を張ってから
強めのストローク→放置→サイドチューニング を数度繰り返し音も安定してきた。
まあ当然Gibsonの音はしないけどそれなりにドンガラな感じはある。
ブリッジを中心に音がしっかり前に出る感じもあるし
ネックから伝わる振動は中々の物だ
リード弾いたり5F以上のポジションでコード押さえるのは微妙につらい
でもスライドやるにはちょうどいい位の高さ何だよねぇ。
しばらくは弾きながら微調整をしていくことになるだろう。