【実験】ロッドが効かないアコギを直してみる3
2020/10/26
磨け!灼熱の中で!
例によって例のごとく
糞暑い!
しかし作業場には冷房はない
それでもっさっさと終わらせたいのでそこで磨き作業を始める。
![](https://junkski.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_20200810_152301-1024x768.jpg)
ペグを外してヘッドを磨く
ヤニやら埃やらがこびりついているのでパーツクリーナーを使ってシコシコ磨く。
そして外したペグはグリスアップ
![](https://junkski.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_20200810_152725-1024x768.jpg)
動きが渋い奴は分解して各パーツを400番のペーパーで磨き
そうでない奴はギアのネジを緩めてからグリスをスプレーする
これだけで動きが悪かったペグがストレス無く使えるようになる。
![](https://junkski.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_20200810_155355-1024x768.jpg)
弦を張って弾いてみると
ローポジションはかなり弾きやすくなった
しかしハイポジが思ったほど弦高が下がっていない。
おそらく5フレット以上を弾くことを想定していないネック角の設計なのかもしれない。
6弦の音に張りがないのはチェックするために先に張ったせいかな?
5弦ルートのコードはやたらと元気のいい音がする。
結果的に12フレット付近の弦高は2.5㎜位になった。
ブリッジを削ってサドルを下げれば2㎜以下まで持っていけるのだが
ブリッジ削りすぎるのもどうかと思い取りあえずこのくらいで納めてみた。
新品のMartinなんかは3㎜近くあったりするしね。
ソロギターとかやるんじゃなけりゃ2㎜台に収まってりゃ何とかなるんじゃないかと。
弾き語りなら5フレット以上はそんなに使わんだろうし。
そんなわけで昭和49年生まれのメタボ腹アコギ
無事修理完了。