RYOGA NEO
忖度ない感想を
RYOGA NEOで検索しても島村楽器関連の記事しか出てこない。
しかしどれも基本的にはスペックを褒めるだけの提灯記事だ。
せっかく珍しくジャンクではない新品に近い状態で入手したわけだから忖度無しの感想を書いておこう。
バランス
初心者向けの廉価版を謳ってる商品なので先ずは持ったバランス
まず何と言っても軽い
これ大事。
若い子以上におっさんにとってはとても大事。
YAMAHAのEG112と比べてみる
並べてみるとRYOGA NEOは板って感じが強いな
持った感じはEG112 の方が重い。
違いはボディーの厚さ
わずかな差であるが結構楽に感じる。
構えてみた感想は
座った時にバックコンターの位置がイイ感じに収まってくれるがエルボーコンターがあればもっといいのにと思ってしまう。
ストラップを付けて立って弾いてみるとボディーが薄いせいかエルボーコンターがないことは気にならなかった。
ネック
EG112 と比べると若干幅が広いのがお分かりいただけるだろうか?
EG112 は41㎜でRYOGA NEOは42㎜
わずか1㎜とはいえ演奏してみると意外と違うもんだとわかる。
厚さは若干薄いかな?
初心者向けモデルだから握りやすさを優先した感じだと思う。
フレット
フレットはわざわざラウンドエッジフレットなんて書いてあるだけあり
綺麗に丸めてあります。
個々の処理は5万以上の商品でもちゃんと仕上げてなくて指が引っかかったりする。
3万円台の商品でここまできれいに仕上げてあるのはポイント高い。
指板
スペック表で気になるのは指板のエンジニアリングウッドだろう。
要は集積材である。
個人的には天然木材こそ至高!みたいな考えはないので全然問題なし。
見た目ざらつきそうであるが意外や意外スベスベの手触り。
考えてみれば接着剤でガチガチに固めた後面出ししてるわけだからそうなるよな。
不安があるとすればどのような経年劣化があるのかがわからないという事か。
音
初心者向けモデルだから無難な音というかサッパリした音だな。
気に入らないならPU変えるなりすればいい。
使えないなんてことはないからそこは安心して良い。
気になったところ
改めて並べた写真を見て欲しい。
ナットの位置がほぼ同じでサドル位置がRYOGA NEOの方が高い
すなわちRYOGA NEOはミディアムスケール
なんだけど
今度はストラップピンの位置を見て欲しい
EG112 は12フレット辺りにストラップピンがありRYOGA NEOは15フレット付近にピンがある。
このせいで立って弾いたときRYOGA NEOの方がネックスケールが短いにもかかわらずナット位置が遠く感じる。
ストラトからSGやFirebirdなんかに持ち替えた時に陥るあの感覚だ。
まあこれしか使わないのであれば気にするようなことではないが本数持ちの人がコレクションに加えた時には気になるかもしれない。
取りあえず初心者が最初に買っても良いギターか?というと全然問題なしというのが結論だわな。
ていうか好きなもん買って好きなだけ練習しろって結論にしかならん話なので
見た目気に入ったなっらそれでいいじゃない!