リカバリー
過ぎたるは猶及ばざるが如し
やってもうた・・・
ナットの溝もうちょっと攻められるんじゃないかと思って削ったら
思いっきりビビりやがる・・・
どうすんべ
ナット交換するか?
いや待てよ・・・
前々から気になっていた製品を試すチャンスなんじゃないのか?
気になったらやってみる
それがジャスティス!
というわけで買ってみました
なんじゃこら?とお思いでしょうがこちらは
ギターが逃れられないチューニングの不安定さを解消すると謳っている商品
MTS(ミネハラ・チューニング・システム)に基づくオフセットサドルをお手軽に導入できるという優れもの
高級機なんかに使われているBFTS(バズ・フェイトン・チューニング・システム)みたいなもんだね
というかBFTSがほんのちょっと0フレット位置をずらしてるのに対して
MTSは各弦ごとにオフセットされている。
こういうギミックに弱いのよね
価格も1200円位だから気軽に試せるのが良い
ちなみにエレキ用、アコギ用、ナイロン弦用とそれぞれ違うらしい
エレキ用とアコギ用の違いは3弦が巻き弦かどうかの差だと思われる
で
届いたので早速装着
溝をさらに深くしてからアロンアルファを3点ちょんづけして装着
終了
チューニングしてたら弦が切れてしまったのだが
ストック弦が09-42しかないので仕方なくそれに交換
すると当然ブリッジ周りの調整が必要になる
あ~面倒くさい
でもここまでやったんだったら徹底的に攻めてみたい
オクターブ調整3回目でようやく決まった
でもってこれが効果あるのかと聞かれると
う~ん・・・ぱっと聞いた感じじゃすぐにわかんねぇよな
ローポジションでDを押さえてよ~く聴くと2弦3弦の間で起こる響きの濁りが改善されてるのはわかるけど
しばらくこればっかり弾いてから他のギターを弾いたときどんな違和感を覚えるかってのをやらないと効果は実感できんだろうな。
でもナットを攻めてもこういうものでリカバリーできると思えば
もっと気軽に改造できるとは思う。