あれはどうなった?
2020/10/26
さて旧ブログでは尻切れトンボになってしまったあれやらこれやらを解説していかなきゃいけないのね。
詳しくはYoutube観て
以上
駄目?
それじゃあせっかくだから一から説明しようか
そもそもの始まり
「親方!空からVox Apacheのボディーが!!」
「いい子じゃないか。直しておやり」
なんて会話があったとかなかったとか。
いやなかったんだけど。
たまたまヤフオクで入札してみたら落札できたので我が家に届いたボディー
最初は埋め木して真っ白に塗ってヨード卵光のシールでも張ってやろうかと思ってたわけですよ。
所がネット上でインペリアル・イースターエッグの画像を見て
これや!と思ってそのデザインを取り入れようとしたんだけど
こんな模様は逆立ちしても再現できない。
実際作ってるのは熟練の職人だし
で
青と金の組み合わせでできそうなデザインはなんだ?と考えた結果
ラピュタの飛行石を思いついたわけだ。
旧ブログの記事はこちら
苦難の連続
同時期に別のギターも取り掛かってたのでとにかくやすり掛けの毎日。
もうサンディングは嫌だぁぁぁぁぁぁと発狂しそうになる
部屋の中は使用済みの紙やすりが散乱し
「見ろ!部屋がゴミだめのようだ!」と言ったとか言わなかったとか
でまあ下処理も終わって模様入れようとしたんだけど
塗料の選択をミスってやり直したりもした
詳しくはYoutube観て
以上
やっぱり駄目?
それじゃ動画内で語られていない裏話をしようか。
裏話
一見きれいに見えるんだけど
近くでよく見ると埋め木の段差が出ちゃってるんだなこれが
かなり念入りにパテ埋めしたにもかかわらずこうなってしまうのは
溶剤が入った塗料を使ったからなんだろうねぇ。
今まで作ってきたギターを改めてみたらほとんどが埋め木部分で段差が出てきてしまっていた。
なのでこの次の作品では大胆な方法をとることになる。
何をしたかは後日説明します。
で
ようやく完成となったわけだが
実は裏側は手を抜きまくっている
本来埋めなきゃいけない電池が入ってた座繰りをそのままにしてしまった。
そして下処理を適当にしたためちょっとぶつかると塗装が剥がれてしまう。
写真には写っていないが裏蓋も結構適当で隙間だらけだったりするwww
まあなんだ
こまけぇこたいいんだよ
これが依頼されて作ったものならちゃんとやるけど
所詮自分が作ってみたいと思って勝手にやってるだけなんだから。
音と弾き心地
本来ショートスケールのネックがついていたボディーにレギュラースケールのネックを付けたので
相当バランスが悪くなると予想していたのだが
意外や意外
ヘッド落ちがほとんどない
正確に言うとあるんだが着ている服の素材次第ではヘッド落ちしない。
そして音だが低音はあまり出ない
しかし初めて音を出したとき「これは絶対Voxのアンプが合う」と確信できる音だった。
で使ってみたらドンズバなブリティッシュサウンドでびっくり!
思いのほか良いギターになった。
問題は使いどころがないことなんだよなぁ。
どこかのジブリファンが売ってくれ!と言ってきたら売っちゃうだろうなぁ。
欲しい人いる?