Westone SW-80
ジャンクの女神が微笑む時
久々にギターを買った気がする。
しかも大当たりだ。
つうかブログを更新するのも久しぶりだ。
つうわけでまたギターが増えました。
いやね
もう習慣になってるから仕方なくパトロールに行ったわけですよ。
一応目的はあって、お手頃価格のリバーブなんか転がってたらいいなぁと
で一件目のトレファクにて
おやWestoneのアコギだ
Westoneは確かマツモクが作って神田が売ってたメーカーだっけな
そのまま通り過ぎようとした瞬間視界に入った杢目に足が止まる
これは・・・ハカかな?・・・ハカぽいね・・・つうかハカランダだよね!
いやいやまてまて確かWestoneは70年代後期のメーカー
ハカ合板は決して珍しいものではなかったはず
ちょっと中見てみますか
割れ留めの板貼ってあんじゃんよ!!
おいおいこれでおいくらですか?
は?
・・・はぁ?
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ??????
うちの子におなりなさい!!!
つうことでめでたくお持ち帰りだこん畜生。
これは仕方がない。
だって値段が値段だし。しかもハカランダだし。トップ単板だし。
そんでバックが
この杢目だぞ!買う以外に選択肢あると思ってんのか!
そんなわけで帰宅!
美しい・・・
ナイスボリュート!そしてペグはGrover!
これだけで元は取れている。
早速弦を外して中身チェック
ブリッジプレートに大きな損傷無し!
トップ板を叩いて確認したがブレイシングの剥がれもない。
ジャンク理由として記述されていたネックボトムの割れとはこれのことか?
触ってみても動かないので問題なし!
品番を特定するための手掛かりを探す
SUPER NECKという文字が見える
シリアルの最初の二桁が年数だとすると75年製かな?
それにしても独特なブロックだな。
取りあえず手掛かりは
- Westone
- エボニー指板
- インレイがスノーフレーク
- ブリッジがエボニー
- トップがスプルース単板
- サイドがハカランダ
- バックが3Pでハカ&メイプル
- バインディングがヘリボーン
以上のことを踏まえて捜索した結果
SW-80という最高級機種であることが判明しました。
そしてちょっと気になったSUPER NECKなるものは
なんとブロック化と思ったらネックの一部とのことだ。
↑の画像ではわかりにくいが要するに普通のギターと比べて元起きがしにくい作りになっているという事らしい。
そのせいだろうかネックに角度が付いてないせいで弦高めっちゃ高かった。
取りあえずブリッジ削ってサドル削らんとな。
それにしても今じゃ考えられん豪華仕様だ。
消費者物価指数で計算すると1975年と現在を比べると物価は約2倍なんだそうだ
今16万でこの仕様のギター作れるかと言ったら・・・まあ無理だな。
お手頃価格のTopスプール―ス単板アコギはたまに見かけるけど
ハカランダもエボニーも使ってるだけで値段が跳ね上がる。
個人的な感覚では30万位はするんじゃないかと思う。
ちなみに今回税込み価格1078円と値札にはあったがトレファクのアプリ入れてクーポン貰ったので
支払ったのは778円である。
笑いが止まらんわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww